◆ ドッグフード今昔物語

<平安時代>
日本で最も栄えていた京の都。
人口も急激に増えたため、し尿処理の問題も重要でした。
貴族の住居にはトイレがありましたが、一般庶民は共同トイレ。
のら犬やカラス達が、その人糞を食べていたようです。
文献には重病人や捨て子を食べていたと言うおぞましい話も。

<鎌倉時代>
鎌倉幕府滅亡の原因のひとつと言われている北条高時の闘犬狂い。
年貢として諸国から強い犬や珍しい犬を取り寄せ、庶民は口にできないような肉や魚を与えたり犬をつなぐ紐には金銀を鏤めていたそうです。

<戦国時代>
ポルトガル船で運ばれてきた犬達は唐犬と呼ばれ、大名の狩猟用として珍重されました。
特にチンは商売が成り立つほどの大人気、多くの裕福な家庭で食事にも気を使って大切に飼育されました。

<江戸時代>
世界最初の動物愛護法とも言える「生類憐れみの令」。
戸籍管理された犬達は白米や魚をたっぷり与えられ、怪我でもしたら一大事と狭い小屋に閉じ込められて寝てばかり。
おかげで江戸には肥満犬が満ちあふれ、獣医師たちはにわか成金に。
当時の獣医はかなりいい加減で、ただの小豆の粉を薬として売っていたとか。
この時代には犬の針灸師も登場しました。

<近代>
1860年頃、英国の電気技師ジェームス・スプラッツが航海中の保存食であったビスケットからヒントを得て犬用のフードを考案。その後アメリカに渡って事業を展開しました。

<昭和>
ライフスタイルの変化によって残飯が出にくくなってきた頃から、キロ100円「残飯より経済的で栄養もたっぷり」をキャッチフレーズに、お米屋さんの店頭にも並んで急速にドッグフードが普及しました。昭和生まれの人ならレトロチックなビタワンのブリキの看板を見た事がある筈。
by e-rocketdog | 2005-09-03 16:56 | 店長の独り言

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