◇ クドリャフカよ、永遠に・・・没後50年

e0010954_1192421.jpg1957年11月3日、スプートニク2号に乗せられたライカ犬(実際はサモエド系の雑種らしい)の雌犬クドリャフカ(巻き毛ちゃんの意味)がバイコヌール宇宙基地より発射された。
スプートニク2号は衛星軌道に達し、彼女は宇宙から地球を眺めた史上初の生命体となった。

しかし当時のロシアの宇宙技術はスプートニクを回収する技術を持っていなかったため、1958年4月4日スプートニクの大気圏突入と同時に彼女の体は燃え尽き、永遠に地球大気上空を漂う事となった。つまり最初から彼女は死ぬ運命と共に発射されたのである。

現実には打ち上げ数時間後にはキャビンの欠陥による高熱と過度のストレスによってクドリャフカは死んでしまっていたらしい。

後にソ連は13頭の犬をロケットで宇宙に送り込んだ。
最初に生還に成功したストレルカとベルカは世界的に有名になった。
ソビエト政府がストレルカの子犬を米国大統領ジョン・F・ケネディーに贈ったのは、当時の熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていた米国に対する痛烈な皮肉とジョークが込められていたことだろう。
by e-rocketdog | 2007-04-14 11:54 | 店長の独り言

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